成功者とそうでない人の、自室における決定的な違いとは?
世の中には、成功している人とそうでない人がいます。
もちろん、それぞれのカテゴリーの中でもいろんなレベルがありますが、このサイトではあえて大きくこの2種類に分けて考えたいと思います。
この両者の違いは随所に見ることができますが、自宅、それも自分の部屋の中にその決定的な違いがあります。
しかもそれはその両者を分けることになる要因とも言えるのです。
もったいぶってもしょうがないので、早くも答えを言わせていただきます。
それはズバリ、「置いてある机の向き」なのです。

「そもそも自分の部屋に、机自体ないよ!」と言われる方もおられると思います。
机を置いていない方は(次回述べる通り、安いものからでも買って置いてもらうことになるのですが)、もし今の自分の部屋に机を置いていたとしたら、どの位置にどのような向きで置いているか想像してみて下さい。
どうですか?
おそらく、かなり多くの方が壁や窓に向かって置いているのではないでしょうか。
それも、特に理由などなく、です。
もし理由があったとしても、次のようなものだと思われます。
①なるべく部屋の有効面積を広くしたいため、壁向きにし、さらに端に寄せた。
②窓に向けて置くと、勉強や読書の合間に外の景色を見ることができて気分転換になる。
③風水の本に、××向きの机は金運(または仕事運・恋愛運)を上げると書いてあったから。
どれも実用的で納得できるものです。
特に③の風水による開運は、私も以前凝りました。
でもここで、成功者と言われる方たちの部屋を考えてみましょう。
身の回りに成功者なんていない、という人も大丈夫です。
実際に成功者の自宅やオフィスに招待されたことがなくても、多くの人は今までにテレビや雑誌、マンガなどで、社長室や書斎を見たことがあるのではないでしょうか。
広い部屋の一番奥は大きなガラス張り。
外には都会のビル群を見ることができ、その少し手前には上質木材を使った大きな平机。
イスは黒い革張りで、当然肘掛け付き。
机と入り口のちょうど中間の距離には、センスのいい応接セット。
片側の壁一面の書棚にズラッと並んだ蔵書の数々。
どうですか?
誰もが何かのメディアで見たことのある風景だったのではありませんか?
そして置いてある机の向きについても、中向き、つまり窓や壁を向いているのではなく、入り口に向かって配置してある映像が容易に浮かんだと思います。
これこそが、成功者とそうでない人とを分けている要因なのです。
「成功している人だから大きな部屋を持つことができて、机を中向きに置くスペースができるんだ」
「秘書がついてるような社長クラスの人だから、机を入り口に向ける必要があるんじゃないか」
今度はこういった声が聞こえてきそうです。
もちろん、これらの意見も正解ではありますが、これだけが真実ではありません。
机の向きを中向きに変えることによって、人生を好転、ひいては成功者の仲間入りすることができるのです。
机の向きはすなわち意識の方向、自分の人生との向き合い方につながります。
今、自分が置かれた現状から目をそらさず、考えることを習慣化し、少しずつ人生を変えていった人こそが成功者となれるのです。
つまり、『成功した人が(机を中向きに置いた)書斎を持てるようになる』のではなく、
『(スペースの問題をもろともせず)机を中向きに置き、力ずくで書斎という名の基地を作っていく人が成功を引き寄せていく』のです。
あなたも、ぜひ自室を書斎(基地)化して、成功への基地にしましょう。