運気が急上昇する机や椅子のレイアウト!人生が好転する書斎づくり⑧

なぜ、「帰宅 即デスク」習慣が良いのか?

 前回までの作業によって実現したあなただけの書斎は、最高の環境のはずです。

 活用しないのはもったいないです。


 ここからは、書斎での過ごし方について説明しましょう。

 多くの人にとって、自宅で書斎に入ってきちんと過ごすのは、夕方か夜になると思います。

 昼間は仕事や学校があるでしょうし、朝は出発準備のためのみの入室になるから当然です。

 ワンルームの方にとっては、書斎が、夜には寝るためのスペースにもなっているでしょうから、朝は「書斎」という認識も低いと思います。

 しかし、夕方帰ってきて最初に入室するときには、「書斎(基地)」や「最高の環境」へ足を踏み入れるという気持ちで入るようにしましょう。

 まずこれだけで気持ちの切り替えになり、疲れて帰って来たからといっていきなりダラけることが予防できます。


 そして、何はともあれすぐにデスクに就くのです。

 どうか「帰宅、即デスク」を習慣にして下さい。

 上着を脱いでハンガーにかけるのも後です。

 誤解を恐れず極端に言わせていただくと、帰ってからの手洗いうがいも後回しで良いです。

 まずチェアに姿勢を正して座り、バッグをデスクに置きます。

 そして、中のモノを全部デスク上に出すのです。

 「明日どうせまた必要で、バッグに入れるんだから意味がない」

 などと思わず、ひとつ残らず出して下さい。

 この時も、出す順番やデスク上での置く場所など何も考える必要はありません。

 しつこいようですが、大事なのはスピードなのです。


 全部出し終わったら、バッグ自体を前回決めた定位置へ帰してあげましょう。

 仕事を終え、荷物がなくなったバッグは、真の意味で明日の朝までお休みできます。

 こうして、デスクの上に乱雑にモノが置かれた状態は、以前経験したことに気づくはずです。


 そうです。

 持ちモノについて、ひとつずつデスクで決裁したあの作業ふたたび、なのです。

 バッグの中に入れて外出するぐらいですから、不要なモノというのはないかもしれません。

 しかし、外から帰ってきて、こうしてあらためて手に取り向き合うという機会は貴重です。

 意外と、バッグに入れておく必要のないモノを惰性でずっと入れていたことに気づいたりするのです。

 ここでも、好きでもないモノや、人生にとって有意義でないモノはあっさり捨てましょう。

 部屋のモノ全てに決裁を下した今のあなたなら、気持ちよく捨てられるはずです。

 そして、この行為でまた人生に対して身軽になるのです。

 当然明日も使う、といった品があると思います。

 しかし、これらを再びバッグに戻しては意味がありません。

 バッグは空になってお休み状態に入っています。

 ですから中身のモノも、明日の活動開始まで、自分の定位置に帰して、休ませてあげましょう。


 そうやって持ちモノすべてに一日の終わりを与え、休養を取らせてあげるようにすると、いざ使う時には、優しいご主人のために頑張ろうと、いい働きをしてくれるようになるでしょう。

 その結果、持ち主であるあなたに良い成果がもたらされるのです。


 もうひとつ、お金に関して言うならば、財布も一日の終わりに中身を一度確認することをお勧めします。

 何も硬貨や紙幣まで出す必要はありません。

 しかし、今現在自分が所持している現金を目視して確認することは重要です。

 また、レシート等お金ではないものを財布に長時間入れておくことは金運を下げる傾向があるため、こまめに処分するようにしましょう。

 こうした細部に目を向ける習慣が、お金を引き寄せる体質へと変えてくれるのです。

 モノもお金も、自分に気をかけ、大事にしてくれる人のためには本来の働き以上のことをしてくれるのです。

 ことお金については、一度離れたとしてもやがては仲間を連れて戻って来てくれるという傾向があります。

 財布の中も、そして心の中も豊かにしていく良い習慣として、ぜひ実践して下さい。


 こうして、昼間の活動についてひとつのピリオドを打つようにします。

 これで完全に気持ちが切り替わるのです。

 今度はこの後の行動です。

 以前であれば、外から疲れて帰って来たら一気にダラけモードへ。

 以前も述べたようにダラダラと過ごし、大切な時間と空間を浪費していました。

 しかし、今のあなたは違います。

 デスクの向きを変え、自分や人生にとって無意味なモノをすべて処分して身軽になり、残った大事なモノを定位置に置くことで、「部屋」を「書斎(基地)」に進化させました。

 人生を生きていくための体質が変わったのです。

 今日からは、帰宅したら第一に、デスクで就寝するまでの行動スケジュールをイメージしましょう。

 ここで初めて、

 ・”迅速に”、リラックスできるお気に入りの服に着替える

 ・”健康維持のため”手洗い・うがいをする

 という行動予定が立つのです。


 例を挙げると、ここから、

 ・家族と”会話をしながら楽しく”夕食を食べる。

 ・”一日の疲れと汚れを落とすため”お風呂に入る

 といった具合に、これまでにはなかった、付加価値のついた行動をイメージするようになります。

 「オン」から「オフ」になると、一気にダラける人は多いものです。

 しかし、帰宅したらすぐにデスクに就き、気持ちの切り替えや就寝までの行動スケジュールを立てることで、時間の浪費をなくし、人生に深みと意義を与えることができるようになるのです。

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