運気が急上昇する机や椅子のレイアウト!風水とは違った書斎づくり⑨
「LINE(メール)・ネット・タバコはデスク」で生活にメリハリ
せっかく立てた行動スケジュールでも、現代社会においては簡単に壊してしまう要素がたくさんあります。
その代表的なものを挙げてみましょう。
・(携帯電話やスマホでの)LINE(メール)
多くの方がこのメールに時間を割いておられることに、異存はないでしょう。
何も、メールが悪いとは言いません。
大事な友達や恋人、それも距離が遠くであればなおさら、この意思伝達手段はとてもありがたいものだと思います。
問題は、必要以上に時間をかけ過ぎることなのです。
誰しも経験があるでしょう。
毎日会っている友達や恋人と、家に帰ってからもどちらからともなくメールのやり取りが始まり、他愛のない内容なのに、気がついたらもう数時間経っていた。
なんとももったいない話です。
数時間LINEやメールをやり取りすると分かっていたら、最初から15分直接電話で話した方が、お互いの声も聞けて良かったと思ってしまいます。
これを、「LINEやメールをするときは必ずデスクで行う」というルールにしてしまうのです。
「メッセージが来たらすぐ返さなきゃ」と思いがちですが、それは勘違いです。
すぐに返信しなかったら、つまらない人と思われたり、嫌われたりするのではないかと感じるのであれば、しょせんそれだけの相手だったということではないでしょうか。
一時期いい関係だとしても、長続きする相手とはとても思えません。
メッセージを送信するとき、または送られてきたメッセージに返信するときは、デスクへ向かう。
そして、終わったらすぐに、帰宅したときにスケジュールした自分の趣味の世界や好きな活動に戻るのです。
相手からの返信メッセージがあってもいったんは置いておきます。
そして30分から1時間後、まとめてチェックして、返事が必要なものに対してデスクで素早く作成・送信するのです。
もちろん、終わったらまたすぐに元の活動に戻ります。

ドラマに出てくる”できる”キャリアウーマンが、社外から帰ってきたと思ったらすぐにデスクへ着き、素早い手つきで事務処理を終え、サッと席を立つ、といった光景を考えてもらえばイメージしやすいでしょう。
しかも、とてもカッコ良くてスマートです。
他人や大企業に操られて、時間・お金・労力という資源を搾取される生活からは、もう抜け出す必要があります。
・タバコ
最後はタバコについてです。
現在では、タバコを吸う方自体が減りました。
また、喫煙者でも、家の中では吸わないもしくは吸わせてもらえないという方が増えている状況です。
それでもまだ、自室であれば遠慮なく吸っているという方も多いでしょう。
以前の投稿で、部屋を書斎(基地)化する初期の段階で中のモノをすべて室外に出し、部屋の天井から壁紙、窓ガラス、床にいたるまでキレイに拭き掃除することをお勧めしました。
これを実践された方であれば、せっかくオフィスという名の箱における全面がキレイになったのですから、タバコをやめるとまでいかなくとも、吸うときは換気扇の下または室外で、という習慣に変えた人も多いのではないでしょうか。
問題は、それでもタバコをやめず、また、書斎内で吸うこともやめない方たちです。
こういった場合も、メールやネット作業と同じく、必ずデスクに就いて行っていただきたいのです。
どうしても吸いたくなったらデスクに就き、”一本だけ”吸う。
吸い終わったら元の、自分の好きなことや意義あることのための行為に戻る。

こうすることによって前のふたつと同様、ダラダラと喫煙という非生産的な行為を続けることのブレーキの役割を果たします。
そして、何より大事な「時間」と「健康」を奪われることが激減するのです。
さらには、「火事の確率」も下げることになるでしょう。
そしてもうひとつ。
これまでの、乱雑な部屋の真ん中で横になって吸っていた自分の姿を客観的に見ることができるようになります。
自分は、一体何をしていたのだろうか。
人生のアクセントにしか過ぎないモノに、膨大な量の「お金」や「時間」、さらには「健康」まで費やしていたのではないか。
こう考えられるようになったらしめたものです。
「禁煙」という、暗く重いイメージのものではなく、「喫煙からの解放」とでもいうような、明るく前向きな精神状態を持つことができるようになるのです。