あなたは、「お金」「時間」という大切な資源を搾取されている?
お金よりも大切なものを失っていく人の特徴
今回は、机が壁や窓向きで、ダラダラ過ごしてしまうことによる弊害を考えてみましょう。
目の前のすべきこと、すなわち現実から逃避しがちな人が部屋ですることの代表的なものを挙げます。
①観たくもないテレビをダラダラと観る。
②何度も読んだマンガを長時間読む。
③パソコンやスマホで目的もなくネットサーフィンやモバゲー、フェイスブックやLINEに没頭。
④毎日会っている友達や恋人と、延々とLINE(メール)のやり取り。
次点として、することが特にないからとタバコを何本も喫う。
これらは、少なからずコストを伴います。
微々たるものかもしれませんが、電気代という光熱費。
マンガ等を買い足せば娯楽費。
ネット系であれば通信費。
次点のタバコなどは、今や高額な嗜好品だと言えます。
人間の活動で、コストが発生しないものなどないのです。
①から③などは、大きな金額ではないと思われがちですが、現代社会において、テレビ番組やIT系の製品・商品というのはとにかくスポンサーの広告・宣伝が巧みに組み込まれているのです。
それによって、私達が気づかないうちにプロのマーケティングにまんまと組み込まれ、外出したときやネットなどで、自分にとって大して必要でもないものを衝動買いしたりします。
また、みんなが持ってるからと、車や家などを長いローンを組んで買ってしまいます。
まるで、大人になったら、家庭を持ったら、ある年代になったら車や家を買わなければいけないというきまりでもあるかのようです。
そして、その返済のために、また好きでもない仕事を心身ともにヘトヘトになりながら毎日続けることになるのです。
これでは、他人や大企業に自分の人生をコントロールされているようなものです。

そして、最も怖いのは、こうしてお金を搾取されていることではなく、「時間」を奪われていることなのです。
お金は、浪費したとしても、上手くすればまた取り戻すことが可能です。
しかし時間はそうはいきません。
老若男女を問わず、そして金持ちだろうが貧乏だろうが1日24時間、これだけはどんな人であっても平等に与えられています。
そして、誰も過ぎ去った時間を取り戻すことはできないという点でも平等なのです。
お金について言うと、”お金の使い方”には、次の3つの要素があります。
①必要不可欠だから買うという「消費」。
②将来のための「投資」。
③ムダ遣いでしかない「浪費」。
しかし時間の使い方に関しては、「投資」と「浪費」、このどちらかしかないのです。
そして、成功者であればお金は無限に増やすことができますが、時間はどんなことをしても増やすことはできません。
…普段の部屋での過ごし方が、いかに「もったいない」ものであるかお分かりいただけるのではないでしょうか?